ネット診療受付

内科・呼吸器内科・皮膚科・外科
広尾ガーデンヒルズクリニック
〒150-0012
東京都渋谷区広尾4-1-12
広尾ガーデンヒルズG棟
TEL: 03-3406-5530

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クリニック案内

医院名
広尾ガーデンヒルズクリニック
院長
坂本 和裕
住所
〒150-0012
東京都渋谷区広尾4-1-12
広尾ガーデンヒルズG棟
診療科目
内科・呼吸器内科・皮膚科・外科
電話番号
03-3406-5530

診療時間

10:00~13:00

15:00~19:00

9:00~13:00

15:00~18:00

9:00~13:00

15:00~18:00

9:00~13:00
16:00~21:00
9:00~13:00

受付は診察終了時間の15分前まで
【休診日】木曜午後、金曜午前、土曜午後、日曜、祝日

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予防接種・ワクチン接種

各種ワクチン接種に対応しております

各種ワクチン接種に対応しております

渋谷区公費ワクチンに加えて、任意接種ワクチン、海外旅行に必要な各種ワクチンも取り揃えております。
※接種をご希望の方は「ネット診療予約 24時間受付」にて予約の際に希望するワクチンの記載をお願いします。
またお電話での受付も行っております。

下記の予防接種スケジュールに記載のワクチンはすべて取りそろえております。

当院に常備しているワクチン

B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン(プレベナー・ニューモバックス)、四種混合ワクチン、三種混合ワクチン、ポリオワクチン、BCG、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)、麻疹単独ワクチン、風疹単独ワクチン、水痘ワクチン(帯状疱疹ワクチン、シングリックスも扱っております)渋谷区の方は助成があります。渋谷区・帯状疱疹助成で検索してサイトから補助券をお取り寄せの上お持ち下さい、おたふくかぜワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン:ガーダシル9・シルガード9*)、インフルエンザワクチン、アレックスビー(RSウイルスワクチン:60歳以上の方に接種可能)が入荷しました

 *シルガード9について、2023.4月より公費適応となりました。2023.3月以前に送付されたシルガード9の記載がない子宮頸がんワクチン予診票をお持ち頂いてもシルガード9の接種が可能です

 ☆以前当院でガーダシル4(4価型)で接種された方は、9価型ワクチン(ガーダシル9)を割引で接種できます。詳しくは直接お問い合わせ下さい。

★小学校入学前に必要なワクチンについては母子手帳をお持ちいただければ確認し、接種時期などについてもご案内しております。最近、近隣の小学校ではA型肝炎ワクチンの接種も推奨されております。また小学校入学前の三種混合ワクチン・ポリオワクチン追加接種(任意=自費)も日本小児科学会から推奨されております。特に小学生に流行しやすい百日咳の予防に効果があります(三種混合ワクチン(DPT)=ジフテリア・百日咳・破傷風)。11~12歳で定期接種となる二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)の代わりに三種混合ワクチン(任意)も推奨されています。

✧おたふくワクチン2回目は任意接種のため区からの接種票は届きません。4歳頃からおたふく風邪にかかるお子さんが急に増えるため、当院では3歳半頃から2回目の接種をお勧めしております。


渡航用ワクチン:海外渡航や留学に必要な下記のワクチンも常備しております。

狂犬病ワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、A型・B型肝炎混合ワクチン、麻疹・風疹混合ワクチン、MMR(麻疹・風疹・おたふく混合)ワクチン、ダニ脳炎ワクチン、日本脳炎ワクチン、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン:ガーダシル、海外標準のガーダシル9(Gardasil 9)も取扱っております)、破傷風トキソイド、髄膜炎菌ワクチン(4価ACYW-135群、B群:Bexsero)、3種混合ワクチン(Tdap:ジフテリア・破傷風・百日咳)、ポリオワクチン、チフスワクチン、コレラワクチン

破傷風用テタノブリン、マラリア予防薬、高山病予防薬、インフルエンザ予防薬も常備しております。  

狂犬病ワクチンは暴露後接種(海外で動物(犬以外の哺乳類でも感染する可能性があります,ネコ・リス・コウモリなども含まれます)に咬まれた後の緊急接種)にも対応しております。

インフルエンザ予防接種(2023年度)ワクチン在庫あります(2/27時点)

インフルエンザ予防接種はネット診療予約内のインフルエンザ予防接種枠もしくはワクチン専用枠でご予約をお願いします。ネットでの予約が難しい方に限ってお電話(03-3406-5530)でのご予約も承っております。

<持ち物>

  • 診察券(当院受診歴のある方のみ)
  • 保険証
  • 母子手帳、乳幼児医療証もしくは子供医療証(15歳以下の方)
  • インフルエンザ接種票(65歳以上の方)

<渋谷区予防接種助成>は終了しました

2月以降は小児・高齢者の方を含めて全ての方が同一料金(4,400円税抜)となります。

期間:2023年10月1日~2024年1月31日

渋谷区在住の1歳から15歳(中学3年生まで)の方、65歳以上の方は無料です。

  • 中学以下の方は、住所確認のため、乳幼児医療証または子供医療証と母子手帳を持参してください。
    助成に必要な予防接種予診票(渋谷区インフルエンザワクチン接種無料券)は当院で用意しております。
  • 65歳以上の方は9月末に渋谷区から届くインフルエンザ接種予診票を持参してください。

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 ★フルービック(防腐剤の入っていないインフルワクチン) 在庫あります(2024年2月27日時点)

  フルービックは6,000円税抜となります

フルミスト(鼻に噴霧するインフルエンザワクチン)★2023度分は終了しました

注射が苦手な方には鼻にスプレーするワクチン(フルミスト)のご用意もあります。
フルミストが使用できる方は2歳から59歳までです。基本は1回のみの接種で、効果は約1年間持続します。
ただし8歳以下でこれまでにインフルエンザワクチンを接種したことがなく、インフルエンザにもかかったことがないお子さんは2回の接種が必要です。診療時間内での接種が可能です。また日曜日午後にワクチン専門外来も設けております

フルミストには防腐剤は入っておりません。コロナワクチンとは前後2週間空ける必要があります。

フルミストのご予約は承っておりません。在庫がなくなり次第終了となります。在庫少なくなった時点でこちらに掲示いたします。

★残り僅かになりました。在庫がなくなれば予約されていても接種はできません。11/1(水)以降予約された方は来院直前に在庫の有無を電話にてご確認お願いします。

抗インフルエンザ予防薬

ご家族の一人がインフルエンザにかかってしまうと、他の方に感染してしまう恐れがあります。重要な行事(お仕事や受験など)を控えている方などには、ご希望により予防薬の処方を行っております。予防薬によりインフルエンザ感染のリスクを減らすことができます。
当院ではイナビル・タミフルの処方が可能です。予防投与に関しましては保険診療の適応がなく、自費となります。詳しくはお問い合わせ下さい。ネット診療予約も可能です。

予防接種スケジュールが新しくなりました。生後2カ月のワクチンデビューから対応しています

予防接種スケジュールが新しくなりました

※画像クリックで拡大します。

乳幼児には数多くのワクチン接種が必要です。
当院では電子カルテを用いて小児科学会の推奨するスケジュールを親御さんと相談しながら組み、カレンダーに記載してお渡ししております。
あとでスケジュールを変更することも可能です。母子手帳をお持ちのうえご相談ください。

渋谷区以外の区に在住の方も、区から送られてくるワクチン接種票をお持ちいただければ当院での予防接種が可能です。
助成について詳しくはお住まいの区のホームページ(予防接種のページ)をご覧下さい。

KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

渋谷区 子どもの定期予防接種
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kurashi/kenko/yobo/index.html

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

公費負担(無料)子宮頸がん予防ワクチン(HPV:ヒトパピローマウイルス感染症予防接種)も取り扱っております。東京都内であれば他の区(22区)の補助券でも当院で接種可能です。 また、接種票はお住まいの区役所(渋谷区:地域保健課健康推進係:03-3463-2412、港区民:みなと保健所保健予防課保健予防係:03-6400-0081)に電話して取り寄せる必要があります。連絡をしないと送られてきませんのでご注意下さい。キャッチアップ(HPVワクチンを打ちそびれた方への接種)も行っております。まずは区役所から接種券をお取り寄せの上、お持ち下さい。
当院ではシルガード9を使用しており、サーバリックス・ガーダシル4(4価型)は取り扱っておりません

詳しくは下記をご覧下さい。

子宮頸がん予防ワクチン案内

子宮頸がん予防ワクチンのお知らせ

子宮頸がんワクチンについて

★ガーダシル9(9価型:Gardasil 9)・こちらは公費適応外(自費)となります。男性への接種も可能です。接種希望の方は当院診療予約からご予約をお願いします。

当院で2023年3月までに当時の子宮頸がん公費対応のガーダシル4(4価型:旧タイプ)で接種された方は、割引でガーダシル9(9価型)の接種可能です。9価型は合計3回の接種が必要となります。途中からシルガード9(9価型:公費)に変更された方、例えば1回のみシルガード9を接種された方は、残り2回の9価型接種が必要となります。詳しくは直接お問い合わせ下さい。


日本脳炎ワクチンについて(25歳以上の方は免疫低下の可能性があり、接種をお勧めしております)

最近でも、国内で飼育中のブタから日本脳炎ウイルスが高率に検出されています。ブタの血を吸った蚊が人を刺すことにより感染します。100人~1,000人に一人が脳炎を発症し、発症した場合の死亡率は20~40%と非常に高率です。
日本脳炎はワクチンで予防することが可能です.現在は合計4回の接種が推奨されております。母子手帳にてご確認をお願いします。一時期国内で日本脳炎ワクチンが差し控えられた時期があり、規定の接種回数を満たしていないお子さんが多数おります。接種が3回以下で20歳未満の方には特例ワクチン接種制度があり無料で接種できます。詳しくは渋谷区予防接種ページでご確認お願いいたします。
20歳以上の方には自費での接種をお勧めしております。

また、北海道ではこれまでに日本脳炎の発生がなく平成28年3月までは日本脳炎ワクチンが定期接種となっていなかったこともあり、北海道ご出身の方の中には日本脳炎ワクチンをまったく接種していない方も多いと思われます。母子手帳でご確認をお願いいたします。小児期にワクチンを接種していても25歳以上になると免疫が低下しております。日本での発生は少ないですが、特に中国・東南アジアでは発生が多く、年間の死亡者数も2万人程度と言われております。渡航予定の方は是非ともワクチン接種をお勧めいたします。

追記)2022.5月オーストラリアで日本脳炎が発生して死亡者も出ております。渡航の際には注意が必要です。

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチン

初めて肺炎球菌ワクチン(23価型:ニューモバックス)を接種される方は区から送られてくる予診票をお持ちください。通常65歳以上(一部64歳)の方が対象となります。

肺炎球菌ワクチン案内

公費の肺炎球菌ワクチン(23価型:ニューモバックス)は有効期限が約5年のため、5年後に追加接種が必要となります。2回目以後の接種は全て自費となります。ニューモバックス(23価型)以外にプレベナー13(13価型)もご用意しております。時間を空けて両方のワクチンを接種することでより予防効果が高くなるとされております。

プレベナー13(13価型)は追加接種の必要はありません。プレベナー13はこれまで成人では65歳以上の方が対象でしたが、2020年6月より64歳以下でも肺炎球菌感染症にかかる危険性が高い方には接種可能となりました。

BCG接種(在庫あります)

BCG接種(結核の予防接種)おこなっております。

また海外留学などで必要な下記の検査も行っております。英文の証明書(結核罹患について)の発行も行っております。

胸部X線検査・ツベルクリン反応検査(PPD)・QFT(クオンティフェロン)検査・T-spot(IGRA)検査

海外渡航のためのワクチン

海外旅行・海外留学・海外出張などの際には地域により事前のワクチン接種が推奨されております。当院ではトラベルクリニックとして渡航先別に必要なワクチンと接種スケジュールのご案内をおこなっております。また、出発までにあまりお時間がない方で複数回の接種が必要なワクチンについては最短3週間で接種が完了できるrapid schedule(迅速スケジュール)のご案内も可能です。
下記を参考にしてください。

海外渡航のためのワクチン一覧

当院では黄熱ワクチン以外はすべて取りそろえております。
ワクチンは一定数の常備がありますが、ご家族でいらっしゃるなど複数名での接種を希望される場合は、事前にご予約をお願いいたします。

英語でのワクチン接種歴の証明書も作成いたします。母子手帳など必要書類をお持ち下さい。英文接種証明書は内容にもよりますが、接種後数日から1週間程度のお時間を頂いております。
また記入が必要な書類などがありましたら事前にご連絡の上、当院宛にFAX頂く事でよりスムーズな対応が可能です。

FAX番号は03-3406-5531です。

麻疹(はしか)について

昨年の1月から関西地方で急速に拡がったはしか(麻疹)は都内にも拡がり、昨年の都内の感染者数は最近5年間の年間感染者数の2倍を超えました。昨年末になり、終息傾向ではありますが、潜伏期間(10~14日)を考慮すると、また急に感染者が増える可能性があります。 麻疹ウイルスは感染力が非常に強く、空気感染を起こします(インフルエンザ(飛沫感染)より感染力は強く、一緒の部屋にいるだけでうつることがあります)。免疫(抗体)を持っていない方が感染するとほぼ100%発症します。
昭和47年10月1日~平成12年4月1日生まれの方は麻疹ワクチンを1回しか接種していない方がほとんどで、抗体がないか、少なくなっている可能性があります。また昭和47年9月30日以前の生まれの方は麻疹ワクチンを接種していない方が多いものの、小さい頃に麻疹にかかっている可能性があります。ただし1度かかっていても抗体が少なくなっている可能性もありますので、抗体検査での確認もお勧めしております。
抗体があっても麻疹ワクチンの接種に問題はありませんので抗体検査なしでの接種も可能です。母子手帳などでワクチン接種歴をご確認お願いします。
また、海外渡航により麻疹にかかることもありますので、海外渡航を予定している方にも接種をお勧めしております。その際には麻疹・風疹混合ワクチンをお勧めしております。詳しくは海外渡航のためのワクチン一覧を参照にして下さい。

渋谷区在住の方で下記に該当される方は風疹の抗体検査が無料で受けることができます。

渋谷区在住の方で下記に該当される方は風疹の抗体検査が無料で受けることができます。

~ 対象者が拡がりました ~
※渋谷区以外の東京22区在住の方もクーポン券をお持ち頂ければ無料で風疹抗体検査を受けることができるようになりました。

  • 女性:妊娠を希望する19歳以上の方(年齢上限がなくなりました)
  • 妊娠を希望する女性の同居者(家族・同胞含む:同居者すべてが対象となりました)
  • 妊娠中の方の同居者(家族・同胞含む)

※注:女性、男性いずれも、過去に風しん抗体検査を受けたことのある人、明らかに風しんの予防接種歴のある人、検査で確定診断を受けた風しんの既往歴のある人は対象外です

詳しくはこちら
※検査につきましてはご予約は不要です。

また、上記に該当する方で風疹検査で抗体が低い方(HI法で16倍以下またはEIA-IgG法でEIA-IgG価8.0未満)は麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)を無料で接種することができます。渋谷区の方は風疹単独ワクチンに変更も可能です。

詳しくはこちら
※麻疹・風疹混合ワクチンは常備していますが、風疹単独ワクチン接種をご希望の方は事前に連絡をお願いいたします。

送られて来たクーポン券で、抗体価が低い場合(6.0未満)の接種は麻疹・風疹混合ワクチンのみです。

風疹(三日はしか)について

2018年8月から流行し、2019年は都内で毎週20~30人ほどの新たな感染者が出ておりましたが、2020年3月現在週に数名程度と終息傾向です。風疹ウイルスは飛沫感染により拡がり、妊婦が感染すると障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性が非常に高いとされております(妊娠初期の初感染では70%ほどと非常に高い確率です)。また大人がかかると子どもと比べ重症になりやすい傾向があります。風疹はワクチンを2回接種することによりほぼかからないとされております。お近くに妊娠されている方や妊娠を予定されている方がいらっしゃる場合には早めのワクチン接種をお勧めします。

【1度も接種していない可能性の方】40歳以上の男性・57歳以上の女性
【1度しか接種していない可能性の方】29歳以上の男女 

母子手帳などでご確認をお願いします。当院では風疹単独ワクチンおよび麻疹・風疹混合ワクチンを取りそろえております。予防接種としては麻疹・風疹混合ワクチンの接種をお勧めしておりますが、風疹単独ワクチンを希望される方は、風疹単独ワクチンが残り少なくなっておりますので事前にお電話での確認をお願いいたします。
*渋谷区在住で妊娠を希望される方とそのパートナーの方は要件を満たす方は風疹の抗体検査を無料ででき,抗体が少ない場合には風疹単独ワクチンもしくは麻疹・風疹混合ワクチンを公費で接種できる可能性があります。詳しくは当院の予防接種・ワクチン接種のページでご確認ください。

髄膜炎菌ワクチンについて(学生寮に入る学生や海外留学予定の方にお勧めしております)

髄膜炎菌ワクチンについて

髄膜炎菌性髄膜炎は咳やくしゃみなどにより感染し、進行が早く死亡率が高い感染症です。10歳代後半での発症が多く、死亡率も10代後半が最も高いとされています。髄膜炎菌性髄膜炎はワクチンで防げる病気の一つです。宮崎県の高校で集団発生が起こり死亡者も出たことから、日本でも2015年から髄膜炎菌ワクチンの接種が可能となりました。特に学生寮などで寮生活をする人、慢性副鼻腔炎や中耳炎の方は感染を起こしやすいとされています。また食器類の共用やペットボトルの回し飲みでも拡がる可能性があります。イギリスやアメリカへの留学の際には接種を要請されることもあります。またアフリカなどの流行地域へ渡航する場合にもワクチンが必要です。国際交流が深まるなか、流行地域からの持ち込みも懸念されております。髄膜炎菌ワクチンは2歳から55歳までが対象で1回の接種です。詳しくはお問い合わせ下さい。海外留学で必要な方には英文の接種証明書も発行いたします。髄膜炎菌ワクチンはACYW-135群(Menveo・Nimenrix・Menactra)に加えて、B群(Bexsero)も取り扱っております。

B群に対するワクチンについては2回の接種が必要です。事前にご連絡をお願いいたします。

ポリオワクチンについて(免疫低下を補うため、5歳頃~の追加接種をお勧めしております)

ポリオはポリオウイルスによって起こる感染症で、感染しても多くは特に症状が出ないか出ても風邪のような症状のみでおさまります。しかし1,000~2,000人に1人に手足の麻痺が残ってしまいます。日本でもかつて大流行がありましたが、経口ポリオワクチンを緊急で始めたことでほとんど発生しなくなりました。経口ポリオワクチンは接種した乳児の便にも排出されることで周囲の方の免疫も保たれておりました(少量暴露により)が、ごく稀に経口ポリオワクチンによりポリオにかかってしまう乳児や周囲の方が発生しておりました。そのため2012年8月以降に生まれた方は感染を起こすことのない不活化ポリオワクチン(注射)に切り替わりました。ただ不活化になったことにより,年齢と共に徐々に免疫が落ちている事が確認されております。それを補うために欧米などの多くでは不活化ポリオワクチンの5~6回の接種がおこなわれておりますが、日本では現在4種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオワクチン)として乳幼児期に4回の接種のみです。最近では免疫の低下を補うために小児科学会から小学校入学前の4歳~6歳での追加接種(5回目)が推奨されております。任意接種のため有料とはなりますが、東京オリンピックを控えて流行地域(アフリカ・南アジア)からの持ち込みも懸念されております。またアフリカ・南アジアなどへの渡航の際には追加接種をお勧めいたします。また,昭和50年~52年生の方は他の年代の方と比べてポリオに対する抗体が低いことがわかっております。海外渡航に関係なく追加接種をお勧めしております。